ハローワークで出来ること

ハローワークとは

 

 

ハローワークという名称はすっかり定着しましたが、もともとハローワークは公共職業安定所のことで、これは厚生労働省設置法第23条に基づいて厚生労働省が管轄している行政機関のことです。

 

 

以前は「職安」という呼称の方が一般的でしたが、ハローワークの愛称は公募でつけられ、1990年から使用されて定着したというわけです。

 

 

ハローワークでの主な業務は、就職や転職についての総合的な相談や指導、各人の適性や希望を勘案した職業紹介などで、他にも雇用保険の受給業務、雇用に関する国の助成金や補助金の申請窓口業務なども請け負っています。

 

 

民間の人材バンクなどの民間有料職業紹介事業者は求人者から受付手数料や紹介料を取って収入源としていますが、ハローワークは公的機関なので求職者から手数料や紹介料は徴収しません。

 

 

ハローワークは全国各地に設置されており、開庁時間は原則として8時30分から17時15分までで統一されています。求職者が職業紹介や相談を受けるのは、求職者の居住地を管轄するハローワーク以外でもOKで、雇用保険の認定手続きでのハローワーク求職活動実績にも記録されます。利用傾向としては、契約社員の殆どが年度末に契約が終了するため、例年4月は非常に混雑しています。