ハローワークの進化
ハローワークでは扱う求人案件は、正社員、フルタイムパートや学生長期アルバイトを含むパート求人、臨時雇用など全ての雇用形態となっており、これらは求人番号で管理されています。
これは5ケタと8ケタの組み合わせ番号となっており、はじめの5ケタは通算ナンバーですが、後の7ケタは年度や職業地域で記載されるので内容が大体把握できるようになっています。
大企業の場合は求人の受理が東京都でも勤務地が静岡県だったりすることもわかります。又、求人内容についても以前では厚手のバインダーを手でめくりながら探すものでしたが、現在ではパソコンのタッチパネルでネットワーク端末の操作ができるので、地域や職種、条件等を選択して検索可能となり、非常に利用しやすくなっています。もちろん、ネットワーク化によって管轄地域の求人情報だけではなく、全国の求人検索が可能となっています。
更に新システム化によって求人票の情報内容も改善されています。旧システムだと雇用形態の欄は「常用、パート、臨時」という三種類だけで、これだと「常用」記載の求人でも正社員だけではなく、契約社員の場合もありますから明確とはいえなかったのです。現在はこれらも区分されているので、検索内容がかなり正確なものになっています。